「菌活」ってご存知ですか?
「菌」というと体に悪いイメージがありますが、だれもが知っている乳酸菌をはじめとして体に良い菌はいろいろとあります。その良い菌を効果的に摂りましょう!という活動です。
菌活の中でもこれから旬を迎えるきのこの菌活について説明します。
きのこはそれ自体が菌です。低カロリーでダイエット食のイメージが強いきのこですが、実は優秀な菌活食材なのです。きのこで摂れる成分を紹介します。
① 食物繊維
きのこ全般に含まれます。エリンギはキャベツの2倍もの食物繊維を含んでいます。
② ビタミン類
代謝を良くするビタミンB1、お肌の生成にかかわるビタミンB2、カルシウムの吸収を良くするビタミンDが多く含まれています。特にマイタケはビタミン類が豊富です。
③ アミノ酸
脳を活性化して、ストレスへの抵抗力を強くするグルタミン酸系のアミノ酸が多く含まれています。ストレスからくる肌荒れにも効果的です。
④ カリウム
体内の余分な水分を排出する効果のあるカリウム。むくみ対策にもおススメです。
その他、免疫力を向上させるβグルガン、肝臓の働きをサポートするオルニチンも豊富に含まれています。栄養素が豊富でなおかつ低カロリーなきのこ。どこでも手に入るお手軽な食材ですので、ぜひともきのこを使って菌活をしてみてください。
寒くて身体がこわばる冬と違って、夏は筋肉が緊張しにくいと思っていませんか?暑い夏だからこそ筋肉の緊張に注意して、ポイントとなる入浴の方法をご紹介します。
暑いからといって、湯船につからずシャワーで済ませていませんか?
湯船につかることで血流を改善させ、肩こりや腰痛に関わる筋肉を柔らかくすることができます。暑いからシャワーだけでは十分な効果を得られません。
筋肉を柔らかくするための入浴タイムは20~30分です。42℃以上のお湯は身体をシャキッとさせる効果がありますが、毎日入浴して身体を芯から温めて筋肉をほぐしやすい体質を作るには、38~40℃くらいのお湯がおススメです。
お湯につかると、数センチ押されるくらいの水圧が身体に掛かります。水圧が身体に与える影響を考えると、半身浴が良いでしょう。おへそから握りこぶし一個分のみぞおち下位までがつかるように湯船にお湯を張りましょう。
ぬるめのお湯で半身浴を20~30分間、じわ~っと汗が出てくるようになり、身体もポカポカ温かくなります。この20~30分間が温かい血液が体中を巡り、体の芯から温まるための必要な時間です。
入浴中にストレッチするのも効果的です。腰をねじる、ふくらはぎをマッサージする、首の筋肉をストレッチ、肩甲骨を動かすように体操するなどすべてゆっくりした動きで行います。
寝違えやぎっくり腰など、急性の痛みがあるときには温めるとかえって悪化する可能性があるので、じっくり温まる入浴方法は避けましょう。
好きな音楽をかけたり、入浴剤でお湯の色や香りを変えたりして夏の入浴タイムを楽しみましょう。
運動の基本は歩く事です。ウォーキングは足・腰の筋力を鍛えます。
1日1万歩が理想とされていますが、1万歩を歩くと約300キロカロリーを消費することができ、普段の食生活で体内に余分に蓄積された脂肪を燃焼する事ができるそうです。継続していく事で肥満や高脂血症といった生活習慣病のリスクを軽減する事が期待されます。
厚生労働省の調査によると、成人1日あたりの平均歩数は男性で7200歩、女性で6400歩だそうです。意識して歩いてみましょう。